vol.18株式会社デベロップジャパン近内寛明さん

株式会社デベロップジャパン

UXDセンターは、リビングライフ市場を主戦場とし、DX・デジタルマーケティング領域のパイオニアとなるべく集結した、20社総勢130名が在籍するプロフェッショナル・コンソーシアムです。多種多様なメンバーが集い、それぞれの強みを活かしたサービス・ソリューション開発を行っています。本連載では、UXDセンターで働くメンバーをご紹介します。今回は、「集客」「接客」「追客」を一気通貫で実現するDAMソリューションの営業を担当する近内さんにお話を伺いました。

【UXD member vol.18】株式会社デベロップジャパン・近内寛明さん

まず、簡単に自己紹介をお願いいたします。

学生の頃、人見知りの自分を変えたいと飲食店でアルバイト。それから飲食業が好きになって、調理師免許を取得してキッチンに立ったり、ソムリエの資格をとってワインソムリエになったり、バーテンダーをしたりなどさまざまな仕事を経験しました。いずれは自分の店を持ちたいという夢を持つようになりました。

30歳のとき、個人経営のレストランで働くこととなりました。小さなお店の場合、広告や宣伝でもっとお客様を集めたくても、なかなか費用をかけることができないのが実情で。飲食店を支援し、盛り上げる仕事ができないかと考えるようになりました。ホットペッパーグルメのCMを見て、飲食業界の一歩外から学んでみるのもいいのではと、リクルートに転職。広告営業や運用管理、コールセンター業務管理など、さまざまな仕事を経験しました。

その頃にデベロップジャパンの高橋社長とお会いする機会があり、仕事の話やプライベートの話など、ざっくばらんに語り合ううちに意気投合。会社の将来の展望についてや、当時立ち上げたばかりのUXDセンターのビジョンについても伺いました。特に、「エンドユーザーを笑顔にしたい」という思いに強く共感しましたね。その後、一緒に仕事をやらないかと声をかけていただきました。不動産業界は全くの未経験だったものの、好奇心旺盛な性格もあって、新しい挑戦は面白そうだと感じましたね。何より、高橋社長の人柄や思いに自分と共通するところがあったので、不安はありませんでした。そこで2017年、デベロップジャパンに転職しました。


趣味や特技などはありますか?

元々、音楽活動をしており、弾き語りをしていました。20歳頃は作詞作曲をしてライブをしたりもしていましたね。そのため歌うことは今でも好きでカラオケなどはよく行きます。今はコロナ禍でなかなか行けていませんが、落ち着いたらまた行きたいです。

【UXD member vol.18】株式会社デベロップジャパン・近内寛明さん

その他、映画鑑賞、読書、旅行、料理などもします。基本的に自炊で、簡単で手軽にできるものが多いですが、たまにお店で出していたような料理も作ります。料理をしているとそれだけに集中できるので、いい気分転換になりますね。お酒も大好きです。昔はワインのソムリエ資格を取るために一生懸命勉強したのですが、今ではその知識も使うことはなくなってしまいました。最近は「元ソムリエ」と名乗って、ワインを飲む方に専念しています(笑)。日本酒も好きで飲むことが多いですね。


現在はどのようなお仕事を?

はじめはWebマーケティングのコンサルタントや発注管理など、フロント業務に携わりました。次に、社内コミュニケーションの改善を拝命。社内の業務フローを作り、見える化する活動におけるコミュニケーション部分の改善を担当しました。接客業をしていて、コミュニケーション能力を磨いてきたのを、評価されたからです。これまでの体制がすごく悪かったわけではないのですが、もっと効率よくできないかを考え、マニュアル作りを進めました。今までの経験をいかして、コミュニケーションの最善化を進められたと感じています。

2019年からは、マンション・自動車・ブライダル業界などエリアビジネスの販促活動の一元化と見える化を実現するDAMソリューションの営業活動や営業マンの育成を担当しています。取り扱っているのは、位置情報と動画を活用したデジタルエリアマーケティングサービス「GEO-DAM(ジオダム)」と、オンライン型物件案内サービス「Air-DAM(エアダム)」。Air-DAMにおいては、開発担当者の藤森さんとも何度もやりとりしました。開発には深入りしませんが、営業している段階で「もっとこうしたら売りやすいのではないか」と営業目線で提案しながら、ブラッシュアップを進めてきました。


仕事におけるポリシーは?

「誰のためにその仕事をしているのか」を考えることです。この信念は、飲食店で働いていた頃から変わりません。例えば料理人さんが、自分が作りたいと思う料理だけを作ったとします。しかし、食べてくれる人が求めているものでなければ、その店は流行りません。お客様に満足していただくことで対価が得られることを、常に忘れないようにしていました。それは業界が変わった今も同じですね。自分の給料や自社の利益だけを考えて、エンドユーザーを置いてけぼりにしてしまうと、いいものは生まれないと思うのです。

この信念は、デベロップジャパンの理念にも通ずるところがあると感じてます。高橋社長はよく、「マンションはエンドユーザーの一生に一度の買い物だからこそ、笑顔で満足のいく買い物をできる環境を作りたい」と話しています。DAMソリューションも、最終的にはエンドユーザーの体験を変えていくという目的があり、いつ何時も見失ってはいけないことだと感じています。

【UXD member vol.18】株式会社デベロップジャパン・近内寛明さん

UXDセンターにどんな印象を抱いていますか?

当初、高橋社長からは、「Webプロモーションなど、業界のプロを集めたチームを作った」とお聞きしていました。入ってみると、自分がこれまで関わることがなかった経験をしている方ばかりで、すごく新鮮でしたね。しかも皆さん個性的な方ばかり。面白い組織だなと感じました。私自身にとっても、営業先で「こんなことできませんか?」と問われたときに、疑問を投げかけやすい環境です。誰かしら何かの知見やアイデアを持っている方がいるのは、安心感があります。

一方で多種多様な人たちが集まっているからこその難しさもあります。個性豊かな人たちだからこそ、ときにはかみ合わないときもあるのです。そもそも100点満点の組織なんてありません。プロジェクトを進めながら、徐々に良い方向へ変わっていければと思います。


UXDセンターで今後どんなことに取り組んでいきたいですか?

やはり、誰かのためになることをして、喜んでもらうことが第一ですね。今の業務で言えば、DAMソリューションを通じて、エンドユーザー、デベロップジャパンはもちろん、UXDセンター、ひいては長谷工グループをもっとよりよくしていく手助けができればと考えています。

個人的な目標としては、いつかは自分で事業を立ち上げたいと考えています。日本固有の伝統工芸品が大好きなのですが、後継者がおらず、絶えてしまうケースが増えています。伝統産業を盛り上げて、文化を残すような事業をしたいですね。UXDセンターには、さまざまな仕事をしている人がいるので、刺激になりますし勉強にもなります。

今後とも、「だれのために仕事をしているか」を第一に、世の中に貢献する仕事をしていきます。

ありがとうございました!

Profile

近内寛明株式会社デベロップジャパン
アカウントコンサルティング部 シニアマネージャー
近内 寛明

レストランやバーなど、飲食業界を経験した後、株式会社リクルートに入社。HOT PEPPERグルメの広告営業を担当する。2017年に、株式会社デベロップジャパンへ転職。Webマーケティングの営業や、社内コミュニケーションのマニュアル作成に携わる。現在は、DAMソリューションの営業や営業人材の育成を担当する。

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