2021.08.24株式会社スイーツビレッジ・本山智男さん

UXDセンターは、リビングライフ市場を主戦場とし、DX・デジタルマーケティング領域のパイオニアとなるべく集結した、20社総勢130名が在籍するプロフェッショナル・コンソーシアムです。多種多様なメンバーが集い、それぞれの強みを活かしたサービス・ソリューション開発を行っています。本連載では、UXDセンターで働くメンバーをご紹介します。今回は、マーケティングオートメーションチームの本山さんにお話を伺いました!

【UXD member vol.5】株式会社スイーツビレッジ・本山智男さん

まず、簡単に自己紹介をお願いいたします。

お菓子のECモール/サブスクリプション事業をコアビジネスとした株式会社スイーツビレッジを経営しています。

学生時代、父の会社の倒産をきっかけに公認会計士を取得。新卒で地元の伊予銀行に就職しました。しかし銀行業務では本当に困っている中小企業を救えないことにもどかしさを感じ、上京して会計士事務所へ。徐々にデジタル化されていく会計業務を目の当たりにし、いずれ会計士の業務はなくなると感じました。そこで当時流行っていたアドテクノロジーの事業を行う株式会社フリークアウトに入社。完全な未経験から、DSP(Demand-Side Platform)やDMP(Data Management Platform)、新規事業として位置情報やLINE Ads Platformに携わりました。

その後は、知り合いの紹介でfreee株式会社に入社。当時掲げていた「スモールビジネスに携わるすべての人が、創造的な活動にフォーカスできるように」というビジョンに惹かれました。マーケティングや経営企画、中堅企業や上場企業向けのサービス立ち上げに携わりました。自分もスモールビジネスの人たちにできることはないかを考え、中でも廃業が多い街のお菓子屋さんに注目したビジネスを構想し、今に至ります。


趣味や特技などはありますか?

3歳と5歳の子どもがいるので、教育には非常に関心があります。人間としての基礎を身に付けるために、親として教えられることはなんだろうかと常に模索していますね。最近では子どもたちと一緒に毎月の目標を立て、手帳に書き出すようにしています。夢を持ち、そのための計画を立てることが重要だと考えているからです。ほかにも世界の国について調べたり、キッザニアに行く前に職業について調べたり、やりたいことリストを作ったりもしています。読書が好きなので、本から得た知識をもとにさまざまな方法を実践していますね。モンテッソーリ教育が自分の考えに近いと感じています。


現在はどのようなお仕事を?

お菓子屋さんのための循環型マーケティングプラットフォームの形成を目指しています。街の小さなお菓子屋さんは、美味しいお店であっても、潰れてしまうことが少なくありません。店を回すだけでも忙しいため、マーケティングやECなどに注力できていないからです。一方で顧客側も、美味しいお菓子と出会いたいと思っているものの、別の地域の小さなお店の存在を知る機会がない状況でした。そこでスイーツビレッジが、街のお菓子屋さんを集めたプラットフォームとなることで、集客を代行し、美味しいお菓子を求めている顧客をシェアし合う仕組みを考えました。

現在はお菓子の最新情報や作り手のストーリーを伝えるメディアに加えて、ECモールを立ち上げたところです。毎月20万PVと順調に伸びています。ゆくゆくは私の専門であるデジタルマーケティングの知見を活用し、顧客に合わせたお菓子をレコメンドする形にまで発展させたいと考えています。

【UXD member vol.5】株式会社スイーツビレッジ・本山智男さん

子どもたちと一緒に毎月の目標などを書き込んでいる手帳。


UXDセンターに関わることになったきっかけは?

2019年にデータアナリティクスチームを率いる安井さんから誘われたのがきっかけです。当時はfreeeに勤めながら、副業でスイーツビレッジを経営しており、本業としてチャレンジしていこうと考えていたタイミングでした。これまでも副業としてベンチャーの立ち上げに関わったことが何度もありましたし、UXDが創業期なのもあって、貢献できるフェーズだと感じました。

当初やってほしい業務としてDMPの構築・運用に関する相談を受けました。簡単に言うと、cookieデータをもとに広告を配信する手法です。DMPの専門的な知見には自信がありましたが、近い将来廃れていくであろう技術だと考えていたので、MA(Marketing Automation)を推進していくべきと提案しました。その提案が受け入れられ、今に至ります。


UXDセンターに入ってからはどんな仕事をしていますか?

長谷工グループ各社の売上に貢献するため、マーケティングのデジタル化を進めています。具体的には、個人情報を格納するMAを活用して、顧客の希望条件に合わせたレコメンドシステムを構築しています。

メンバーは10名。私はプロジェクトマネジメントを担当しています。僕自身もコードを書いたり、APIの接続をしたりしながら、MAのノウハウについて共有し、チームメンバーを育てています。自分一人の力では絶対に成し遂げられないことですし、チームで活躍していくことが大事だと感じています。


UXDセンターにどんな印象を抱いてますか?

ギグワークを実現している、日本でも最先端の組織だと思います。各人が自由な裁量権を持ちつつ、かつ責任を持って取り組んでいる組織だからこそ、成り立っているのだと思います。

同時にそれぞれのスペシャリストが揃っているからこそ、スペシャリストたちとの協調性が大事だと感じています。マーケティングオートメーションでは自分が詳しいけれども、別の領域ではプロフェッショナルがいる。互いの意見を尊重した上で、いかにコラボレーションできるかが重要になってくると思いますね。


UXDセンターで今後どんなことに取り組んでいきたいですか?

UXDの魅力の一つとして、顧客の体験を考え抜いたコンテンツがあると感じています。例えば、UXD KURASHI LAB.は、ニーズや文化が日々に変わっていく中で時代を捉え、お客様の体験や感動まで考えられたコンテンツを提供しています。いずれはお客様をデータ化し、どうやって感動体験を伝えていくかを整理することで、よりよい体験を伝えていく役割を担っていきたいです。顧客体験の最大化をマーケティングオートメーションの力で後押しできると考えています。

またUXDの活動として、共創していくことが大事になると考えています。ただ単に新しい取り組みを入れてDX化するのはすぐにでもできますが、新しいテクノロジーやシステムを活用できる環境作り、活用できる人材を育成するのは非常に難しいことです。だからこそ、デジタルツールを入れるだけでなく、それを活用できる環境や人材を育成することが大事だと考えます。そのためにも人と人とのつながりを深めていかねばなりません。僕自身はUXDはもちろん、長谷工グループ全体にDX化のムーブメントを起こす原動力のような存在になりたいです。それにより、もっとデジタルが普及して、人々を感動させるコンテンツが広がっていく。そんな仕組み作りを進めていきたいです。

【UXD member vol.5】株式会社スイーツビレッジ・本山智男さん

日々の出来事の中から感謝の言葉を書き出している「思いやりの木」。
こちらも子どもたちと一緒に作成しているとのこと。

ありがとうございました!

本山智男 

本山智男

学生時代に公認会計士合格後、地方銀行やコンサルティング会社で公認会計士業務に従事。デジタル化の波で会計業務が無くなると考え、株式会社FreakOutに転職し、デジタルマーケティングのセールスに。DSP事業や位置情報連動型広告などを担当する。その後、freee株式会社に転職。法人事業戦略/会計参謀としてクラウドERP事業部を立ち上げ。立ち上げ当初5人の事業部から100人にまで事業成長をけん引する。マーケティング責任者として、オンライン、オフラインのマーケティング戦略、社内でのMA/SFAの設計戦略にも携わる。現在は、お菓子のECモール/サブスクリプション事業をコアビジネスとした株式会社スイーツビレッジを経営している。

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