2021.08.17株式会社Bynds・永井真理子さん

UXDセンターは、リビングライフ市場を主戦場とし、DX・デジタルマーケティング領域のパイオニアとなるべく集結した、20社総勢130名が在籍するプロフェッショナル・コンソーシアムです。多種多様なメンバーが集い、それぞれの強みを活かしたサービス・ソリューション開発を行っています。本連載では、UXDセンターで働くメンバーをご紹介します。今回は、『UXD KURASHI LAB.』を担当する永井さんにお話を伺いました!

【UXD member vol.4】株式会社Bynds・永井真理子さん

まず、簡単に自己紹介をお願いいたします。

企業の健康経営をテーマにヘルスケアマネジメントサービスや事業開発にかかるコンサルティングを提供する株式会社Bynds(バインズ)を経営しています。

これまでのキャリアとしては、新卒で大手通信事業会社に入社し、新規事業開発に携わりました。ちょうどITバブルの時代だったので、海外のソリューションを日本にローカライズして立ち上げるプロジェクトに従事しました。結果的には3年で事業がクローズしてしまったのですが、その経験から財務や組織運営といった経営視点で新規事業に関わりたいと考えるようになりました。そこで、外資系コンサルティングファームに転職。M&Aや組織オペレーションを15年ほど担当しました。その後、ヘルスケアスタートアップの立上げに関わり、オンライン診療プロジェクトを立ち上げました。


趣味や特技などはありますか?

趣味はスキューバ―ダイビングです。コロナ以前は、プロジェクトの合間を見ては、世界中の海に潜っていましたね。海に潜るとすべて忘れられますし、心が癒されます。おすすめはカリブ海のラパス。アシカの赤ちゃんと泳げます。日本だと東京の御蔵島(みくらじま)も素敵ですよ。イルカと一緒に泳げるんです。


現在はどのようなお仕事を?

「Get close to your workstyle」をテーマに、すべての人がより自分らしく、より生き生きと働くための企業専任のオンラインサポートチーム「チームドクターズ」を提供しています。

このサービスの背景には、私自身の経験が関係しています。2人の子どもがいるのですが、仕事にはすぐに復帰しました。上司の理解が得られるか不安でしたし、やりたい仕事ができなくなるのが怖かったからです。でも我慢していると、どんどん苦しくなって。自分らしく働くためにどうすべきか、家族と楽しく過ごせる時間を増やすためにどうしたらいいか考えるようになったんです。

働き方には正解がなく、多様性が認められるべきです。とはいえ社員が抱えているキャリアの不安に対し、人事や経営者がすべて寄り添うのは難しいのが現状です。そこで産業医に限らず、保健師や看護師、栄養士や整体師、キャリアカウンセラーなど多様な専門家が第三者の立場から支援するオンラインサポートサービスを生み出しました。

【UXD member vol.4】株式会社Bynds・永井真理子さん

UXDセンターに関わることになったきっかけは?

2019年9月に、前職のプロジェクトでご一緒していた方から誘われたのがきっかけです。当時、UXDセンターでのプロジェクトを紹介いただき、マンション居住者向けの新たなサービス検討のメンバーを探しているとのことでした。

はじめて聞いたときは、正直よく分からなかったですね(笑)。当時はまだUXD KURASHI LAB.はありませんでしたし、自分がどう貢献できるのか想像できませんでした。ただ、自分自身にとっていい経験になりそうだなと感じました。これまで新規事業の立ち上げは何度も担当しましたが、すべてBtoB。ユーザーとダイレクトに関わるBtoCの経験はありません。ユーザーの声を聞き、それを事業開発に活かすことができるのは面白そうだと思いました。

また私の課題感との親和性を感じました。働き方も暮らし方も、正解はありません。一人一人の多様性が認められる社会になる後押しをしたいと感じましたね。


UXDセンターに入ってからはどんな仕事をしていますか?

UXD KURASHI LAB.のプロジェクトマネジメントを担当しています。UXD KURASHI LAB.は、暮らしをアップデートするためのコミュニティプラットフォームです。生活者が何を困っていて、何を期待しているのかを調査し、イベントを企画。企画の中で得た「生の声」や「学び」をメディアを用いて世の中に発信しています。

コアメンバー4人とともに、イベントやアンケートを企画して、それに適したゲストを探して、オペレーションをするのが仕事です。UXDメンバーには、アンケート結果の分析や、サイトなどのクリエイティブなど、本当にお世話になっています。

このプロジェクトの1番の特徴は、生活者の生の声が聞けることです。企業の事業開発でも、消費者のニーズを探るために、様々なリサーチをしているかと思います。しかし、会議室に集まって話を聞いたり、大多数に向けたアンケートだけで判断するのは、真にリアルとは言えないと思うのです。私たちは、自宅でビデオ会議をつなぎながら、家族が一緒にいる環境でイベントを開催しています。暮らしの場で語るからこそ、見えてくる本質があると思いますね。

この1年でプロジェクトの規模もどんどん大きくなってきました。目標の達成に向けて、日々ブラッシュアップを続けています。


UXDセンターにどんな印象を抱いてますか?

いろんなタイプの方が揃っているなと感じます。コンサルや調査が得意な人、広告が得意な人、PRが得意な人、それぞれプロフェッショナルが集まっています。

そのおかげで仕事も進めやすいですね。「こんなことできないかな?」と思ったら、相談できる相手がすぐそばにいます。ほかのビジネスでも困ったらプロに聞くのは当たり前にすると思いますが、UXDセンターの場合はすぐ隣でプロジェクトをする姿を見ているので、働きぶりへの信頼感もあります。スピード感が段違いですね。


UXDセンターで今後どんなことに取り組んでいきたいですか?

ユーザーの声をもとに、企業の商品やサービスを作り、「世界が変わった」体験を作りたいです。家具・家電などのものを作る企業だけでなく、マンションなどのインフラ面まで、暮らしに関わるあらゆる企業と協業できると考えています。とはいえ、ただユーザーの声を企業に届けるだけでは、ユーザーにとっての世界が変わる体験になりません。一緒にやることに意味があると思います。UXD KURASHI LAB.の思いに共感し、ともに挑戦できる企業と手を組みたいですね。

現在、たくさんの方に参加していただき、生の声が集まっているものの、まだ商品の開発までは至っていません。まず1つ、世界が変わった体験を作ることを目標に、これからも励んでいきます。

【UXD member vol.4】株式会社Bynds・永井真理子さん

ありがとうございました!

永井 真理子 

永井真理子

2000年大手通信事業会社に入社。新規事業開発に携わる。2003年に外資系コンサルティングファームに転職。コンサルタントとしてM&Aや組織開発を経験する。約15年勤めた後、ヘルスケアスタートアップの立ち上げに従事。地方自治体や地域医師会との共同実証プロジェクトを手がけ、オンライン診療の仕組みづくりに携わる。2020年に独立。経営、ITサービス、事業開発等に関するコンサルティングを手がける。2021年7月には経営する株式会社Byndsにて、企業向けヘルスケアマネジメントサービス「チームドクターズ」をオープン。二児の母としての視点も活かしながら、心身ともに豊かな社会を追求している。

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