vol.3『アイスム』編集長中辻梓さん
UXDセンターは、リビングライフ市場を主戦場とし、DX・デジタルマーケティング領域のパイオニアとなるべく集結した、20社総勢130名が在籍するプロフェッショナル・コンソーシアムです。多種多様なメンバーが集い、それぞれの強みを活かしたサービス・ソリューション開発を行っています。本連載では、UXDセンターで働くメンバーをご紹介します。今回は、「食」をテーマにしたWEBメディアの編集長 中辻梓さんにお話を伺いました!
まず、簡単に自己紹介をお願いいたします。
趣味や特技などもあれば、ぜひ教えてください。
前職は、エンターテインメント業界でデジタルコンテンツや会員サービスなどを担当しており、俳優やミュージシャンのファン向けにコンテンツやイベントを企画したり、オフィシャルサイトやスマホアプリのディレクションなどを行っていました。新規事業で「食」のプロジェクトに関わる機会があり、今後はエンターテインメントを通じて「食」の大切さや楽しさを広く伝えていきたいと考えるようになり、2019年に独立しました。
趣味は舞台やミュージカルの観劇です。現在は以前のように観客を入れて公演を行うのが難しい状況ですが、エンターテインメントは私の原動力なので、きちんと対策をしながら劇場に足を運んでいます。
独立後、UXDセンターではどんな仕事をしていますか?
現在は、WEBメディア「アイスム」の運営業務が主な仕事です。2年前に「アイスム」をリニューアルするタイミングでUXDセンターに参画することとなり、メディア全体のコンセプトや目標を決めるところから、サイトのロゴやデザイン、誰とどんなコンテンツを作っていくか、どうやって届けるか、すべてのことに総合プロデューサーとして関わらせていただいています。
料理研究家の方々と意見交換をしたり、音声や動画を活用した新しい表現方法に挑戦したり、タレントや声優など様々なジャンルで活躍されている方々に協力していただいたり、レシピを紹介するだけでなく、どうやって「食」を楽しんでいただくか、ということを常に考えています。
昨年からは「おうちdeおウチ Lab.」とのコラボレーションをスタートさせ、オンライン会議システムを利用した料理レッスンや、座談会などのオンラインイベント企画も行っています。
今後は他のメディアや企業様とのコラボ企画も積極的に行いたいと考えており、「アイスム」の世界観とマッチするパートナーをどんどん見つけていきたいです。
アイスム「耳で楽しむおいしいスープレシピ」特別編の撮影にて(撮影:木村琢也)
UXDセンターに関わることになったきっかけは?
UXDセンターで運営しているYouTubeチャンネル「GuuGoo」にて特別企画の制作をご一緒したことがきっかけで、「アイスム」のリニューアルプロジェクトにお声がけいただきました。「GuuGoo」の総合プロデューサーである甲田さんとは以前一緒に働いていたこともあり、お互いの仕事に対する熱意や新しいことへのチャレンジ精神はよく理解していましたので、彼が活躍しているUXDセンターでなら、私も自分自身の力を試せるのではないか、と考えました。
(左から)エディター 虫明麻衣さん、スープ作家 有賀薫さん、アイスム編集長 中辻梓さん、料理家 今井真実さん
UXDセンターには多種多様なプロフェッショナルが集結していますが、どういうメンバーが求められていますか?
「推進力のある人」ではないかと思います。どんなにいいアイディアがあっても、のんびり寝かせていると、いつの間にか別の誰かが実現していたり、変化していく世の中のニーズと乖離してしまいます。思いついたらスピーディーに実行に移して、トライアンドエラーを繰り返しながらユーザーにとっての最適解を求めていく、というのがUXDセンターの楽しいところだと思います。
UXDセンターでの業務を通じて、実現したいことがあれば教えてください。
一人でも多く「アイスム」と出会って幸せ度が上がった、という人を増やしたいと考えています。読者の方はもちろん、編集部を含め「アイスム」に関わっていただいている料理研究家やクリエイターの皆さん、ゲストでお越しいただいた皆さん、全員が笑顔になってくれたら嬉しいです。
在宅ワークなどで自宅でごはんを食べる機会が増え、日々のごはん作りに悩んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。私自身、平日は思うように料理ができないことも多いですし、毎日の献立や子どもの好き嫌いなどで悩んだり迷ってばかりです。
「アイスム」のコンセプトとして「がんばる日も、がんばらない日も、あなたらしく。」と掲げている通り、どんな日のどんなごはんも「自分らしい」と肯定できることが、ごはん作りをしている人、そしてその家族みんなの笑顔に繋がるのではないかと思っています。少しでも心が軽くなるような、そして何より「楽しい!」と思っていただけるような企画をこれからも提案し続けます。
ありがとうございました!
Profile
中辻梓「アイスム」編集長
大手芸能プロダクションのデジタル部門で主にファン向けコンテンツやイベントの企画プロデュースを担当した後、新規事業で「食」に関わるプロジェクトに参画し、商品のブランディング・PRとデジタル戦略全般を担当。2019年にフリーランスとして独立。WEBメディア「アイスム」の新編集長として、2020年3月リニューアルを手がける。
顧客ニーズを的確に把握し、ファンを作る&育てるコンテンツやサービス、イベントの企画制作などを得意とする。オリーブオイルソムリエであり、2児の母。