「今って買い時?これから金利はどうなる?」
住まいの「むむっ」をプロと一緒に解決!
「住宅ローンについてプロから学ぼう」開催レポート

2025年3月10日、長谷工グループが展開する「We LOVE マンションライフ」プロジェクトの一環として、オンラインセミナー「住宅ローンについてプロから学ぼう」が開催されました。
住まい探しには、思わず「むむっ!」と悩んでしまうことがつきもの。そんな疑問や不安を、楽しく・わかりやすく解消することを目的に企画された本イベントには、100名を超える参加者がリアルタイムで視聴。Zoomを通じて質問やコメントを交わしながら、住宅ローンの最新事情について学びました。
司会進行を務めたのは、保育士資格を持つ“ママさん女優”・六車奈々さんと、二児の父でもある“パパ芸人”・野性爆弾ロッシーさん。親しみやすく、時にツッコミ合いながら進行するトークに、参加者からも多くの共感と笑いが寄せられました。
そして今回、住宅ローンの専門家としてゲスト登壇したのが関西みらい銀行の廣見隆志さん。20年以上にわたりローン業務を担当してきた“プロ中のプロ”として、金利の選び方や返済期間、控除制度、借り換えのタイミングなど、知っておきたい最新情報を具体的に解説しました。
MCふたりの本音トークが共感を呼んだ「住まい選びのリアル」
冒頭から、「実は住宅ローンのこと、ほとんど知らないんです」と語るロッシーさん。50歳を迎え、子どもの進学や今後の住まいを考え始めたタイミングで、住宅ローンの仕組みを“今さら”学ぶ必要性を感じていると話します。一方、六車さんは「子どもが週8で水泳の練習をしていることを考えると、学校と水泳と、どちらにも通いやすい場所に住みたい」と話し、子育て世帯ならではの住まい選びの悩みを披露。
「40代、50代になってから家を買うって遅い?」「子育てにベストなエリアって?」といったトークが展開される中、チャットでは「新婚で家探し中」「数件見学しました」といった参加者のリアルな声が次々に寄せられました。
セミナーは単なる講義ではなく、参加者同士の悩みや希望を共有する“共感型トークイベント”として、温かい空気に包まれて進行していきました。
なお、参加後に回答してもらったアンケートの参加理由をみると、参加者の約6割が「住宅ローンや資金計画について知りたかった」と回答。ほかにも「専門家の話を直接聞いてみたかった」「今後の住まい探しの参考にしたい」といった声があり、情報収集の場として本イベントを活用していることがうかがえます。
住宅ローンの基礎から最新動向まで。関西みらい銀行の廣見さんが解説
イベント中盤からは、住宅ローンのプロフェッショナルである関西みらい銀行の廣見隆志さんが登場。35年間の銀行員キャリアのうち20年以上を住宅ローンに携わってきた廣見さんが、住宅価格の上昇やローン期間の変化、金利の動向といった今知っておきたいトピックを解説しました。
● 価格上昇で「ペアローン」や「40年ローン」が増加中
ここ数年でマンション価格が大きく上昇したことにより、夫婦で借入を行うペアローンや収入合算での契約が増えているとのこと。また、完済年齢が80歳であることから、40年ローンは40歳未満が条件となることも強調されました。
● 「変動か固定か?」金利選びに迷ったら
金利タイプの選び方についても、多くの質問が寄せられました。「今は変動が主流だが、今後の上昇を見据え固定を選ぶ選択肢もある」「借り換えのタイミングは残高や残期間にもよりますが、 一般的には金利差が1%と言われ、0.5%以上あれば検討の対象」といった実務的なアドバイスが印象的でした。

住宅ローンの審査、何が影響する?リアルなQ&Aまとめ
セミナー後半では、視聴者から寄せられた質問に対し、廣見さんがリアルタイムで回答しました。ここでは、実際に出た質問とその答えをQ&A形式でご紹介します。
Q1.クレジットカードを複数使っていると、住宅ローンの審査に不利になりますか?
A.カードを何枚持っていても、きちんと返済していれば問題ありません。重要なのは「利用状況」よりも「返済履歴」。支払いの延滞や未納があると審査に影響します。
Q2.すでに他のローン(車や教育など)を組んでいます。それでも住宅ローンは通りますか?
A.可能ですが、年収に対する年間返済比率によっては借入可能額が減ることがあります。車のローンなどは住宅ローンと合わせて計算されるため、トータルで無理のない返済計画が求められます。
Q3.ペアローンと単独ローン、どちらが住宅ローン控除では得ですか?
A.共働きでしっかり納税しているなら、ペアローンの方が控除額は大きくなることが多いです。住宅ローン控除は「納税額に応じて戻る制度」なので、控除額には上限ありますが2人で借りると2人分の控除が受けられます。
Q4.40年ローンと35年ローン、どちらを選ぶべき?
A.月々の返済を軽くしたいなら40年ローンも選択肢。ただし総返済額は増えます。40年ローンは「ゆとり重視」、35年ローンは「支払総額を抑えたい方向け」。自身のライフプランに合わせて選びましょう。
Q5.金利が上がっていると聞きますが、変動金利と固定金利、どちらがいいですか?
A.目先の負担を抑えたいなら変動金利、長期的な安心を重視するなら固定金利がおすすめです。最近は変動金利が主流ですが、将来の金利上昇を不安視するなら固定金利も検討の価値ありです。
暮らしやすさ重視で注目される“マンションライフ”の魅力
セミナーではマンションライフそのものにも話題が及びました。ロッシーさんは「共有スペースやエレベーターなど、子育て世帯にも便利」と語り、六車さんも「鍵1本で完結する生活のシンプルさが好き」と自身の経験をシェア。
チャットアンケートで「住まい選びで重視する点」を募ったところ、「立地」「価格」「間取り」に続いて「周辺環境」「治安」といった“暮らしやすさ”を挙げる声が多く見られました。
「むむっ!」の正体が見えた60分。「聞けてよかった」の声が続々
イベントの最後には、チャットに多くの感想が寄せられました。「金利の違いが理解できた」「購入を現実的に考えられるようになった」「将来のために動きたくなった」といった前向きな声が並び、参加者にとって学びと気づきの多い60分になったことが伺えます。
アンケートに実際に寄せられた感想でも「住宅ローンが漠然と不安だったが、今日の話で整理できた」「ロッシーさんのトークに共感しながら楽しく学べた」「控除や借り換えの話が実践的で参考になった」といった声が並び、実に9割以上の参加者が「とても満足」「満足」と回答してくれました。
廣見さんはイベントの終盤で、「将来の支払いの不安っていうのは、もうこれは尽きないので」としたうえで、「バブルやリーマンなど厳しい時代を経験してきた窓口のある銀行は、親身に相談に乗ってくれると思います」と語りました。「むむっ!」を放置せず、まずは相談してみるのもよいのではないでしょうか。
We LOVE マンションライフ、次回も「むむっ!」を一緒に解決します
今回のセミナーは、住宅ローンという専門的なテーマを親しみやすいトークとプロの知見でわかりやすく届けた好例となりました。「むむっ!」と悩んでいた住まいやお金のことが、「なるほど!」へと変わる時間を通じて、参加者一人ひとりが前向きな一歩を踏み出したように思います。
We LOVE マンションライフでは、今後も住まいにまつわる「むむっ!」をテーマにしたイベントを開催予定。第2弾・第3弾の開催にも、どうぞご期待ください。