【365日を彩る 豆皿の魔法】イベントレポート・DAY1

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無事にフィナーレを迎えた『おうちdeおウチ Lab.』が主宰する特別企画『365日を彩る 豆皿の魔法』。2022年4月からスタートした本企画の集大成として、豆皿スペシャルイベントを開催しました。

今回のイベントでは、リアルな会場を設けて普段オンラインで参加してくださっているラボメンバーの皆さまにもご来場いただきました。さまざまなゲスト講師をお迎えし、「豆皿」をテーマにワークショップを開催するなど、豆皿が一堂に集まった夢の2日間。当日のイベントの雰囲気を動画とインタビューにてお届けします。

【365日を彩る 豆皿の魔法】イベントレポート・DAY1

約半年間の活動で出会ったさまざまな豆皿が集結

今回の会場は、代々木八幡駅の近くにあるスタジオ「le flou.(ル・フルゥ)」。会場には、今回の企画で出会った数々の豆皿がずらりと並びます。中には、豆皿の新たな魅力を探求し、みんなでつくるメディア「豆皿ラボ」に寄せられた投稿から誕生した「豆皿フォトブック」は、ご来場いただいたラボメンバーの皆さまにも大変好評でした。

【365日を彩る 豆皿の魔法】イベントレポート・DAY1

小さなラボメンバーも思わず夢中に。
「うつわ」の世界に触れる、絵付けのワークショップ。

オリジナル豆皿を作る絵付けのワークショップには、抽選に当選したラボメンバー4組にご参加いただきました。参加メンバーの中には、『おうちdeおウチ Lab.』開設当初のラボメンバー1期生の方や、小さなお子様の姿も。ゲスト講師を務めてくださった陶芸家の勝村 顕飛(かつむら あきと)さんにイベントの感想を伺いました。


ワークショップ、お疲れ様でした!イベントを終えてみて、いかがでしたか?

本当に楽しかったです。ラボメンバーの皆さんがとても集中して絵付けされていたのが、本当に印象的でした。小さなお子様の参加もあり嬉しかったです。


『おうちdeおウチ Lab.』にとっても久しぶりのリアルイベントだったのですが、皆さんの様子から、焼き物への好奇心や筆を握る緊張感がしっかりと伝わってきました「うつわ」に関する質問も沢山出てきましたね。

今回絵付けしていただいたのは、一般的な焼き物と違ってマットな質感と針で傷をつけながら描く独特な焼き物です。絵付けに関することだけでなく「うつわ」に関する質問をいただけたのが嬉しかったです。

私のワークショップの場合、「ここはこうした方がいいですよ」とお伝えしたくても、オンラインだとその一瞬に間に合わないんです。今回のように、目の前で瞬時にアドバイスをお伝えできるのは、リアルの良いところだなと感じます。


UXDセンターが展開するキャンペーン「EVOLOVE」では、色々な人や地域を繋ぎ、みんなで新しい体験をつくっていく活動を行っています。勝村さんが今後新たにチャレンジしたいことなどがあれば教えてください。

今年の8月、焼き物を楽しく学ぶことで、大切に扱う心を持ってほしいという想いから、「トウキト展 ー親子のやきものひろばー」というイベントを開催しました。今回のイベントのように、焼き物やうつわについて楽しく学ぶ場を一緒につくれたら嬉しいです。

焼き物は世界各地ではるか昔から作られていて、私たちの暮らしにとっても「身近にあるもの」のはず。世の中にはたくさんのモノが溢れているので、埋もれてしまうのは勿体ないなと思っています。

自分が作った作品やワークショップを通して、感動してもらったり「こんな焼き物があるんだ」と知っていただくことで、皆さんにとっての焼き物の価値をアップデートしていきたいです。

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季節を楽しむ、豆皿ディスプレイ。
「共感」から「挑戦」を後押しするオンライン体験。

豆皿を使ったディスプレイを学ぶワークショップにも、2組のラボメンバーにご参加いただきました。ゲスト講師を務めてくださったのは、毎回大人気のライブツアーやワークショップを開催していただいているディスプレイデザイナーのみつまともこさんです。ワークショップ終了後、イベントの感想を伺いました。

【365日を彩る 豆皿の魔法】イベントレポート・DAY1

ありがとうございました!今回のイベントを終えてみて、いかがでしたか?

今日はラボメンバーのお二人が現場に来てくださったので、リアルタイムで反応をいただけたのが嬉しかったです。お二人のコーディネートもとても素敵でした!


みつま先生には、『おうちdeおウチ Lab.』の開設当初からさまざまな企画をご一緒させていただいています。当時を振り返って、先生ご自身に変化はありましたか?

『おうちdeおウチ Lab.』は、最初、何をするためのコミュニティなのか、なかなか理解できていませんでした。でも、何度か参加させていただくうちに、『おうちdeおウチ Lab.』が目指すコミュニティのかたちがようやく掴めてきたような気がしています。

実は最近、雑誌の特集や取材でも「取り入れるハードルの高いインテリアコーディネートではなく、より取り組みやすく、実現しやすいアイデアを教えてほしい」と言われることが増えているんです。

あまりにも手の届かないような情報ばかりだと「素敵だな」と思うだけで終わってしまいます。暮らしの中で実現するには「いつでも手に入るアイテムを使うこと」や「ご自宅にあるものでチャレンジできるアイデア」が大切なんだなと感じています。

【365日を彩る 豆皿の魔法】イベントレポート・DAY1

まさに『おうちdeおウチ Lab.』では、暮らしをアップデートしたい気持ちや、一歩踏み出す気持ちへの「共感」だけでなく、後押しするような「体験」を重要視してきました。今後、やってみたい企画などありますか?

例えば、以前ご紹介した「豆皿を使ったディスプレイ術」のように、「うつわ」の見方を少し変えて、食器にお花を活けるアレンジを皆さんと楽しむワークショップを是非やってみたいですね。

ちょっとしたコツを掴んで実行してみると、食卓にもお部屋にも変化が生まれます。『おうちdeおウチ Lab.』のイベントでは、ラボメンバーの皆さんがよりチャレンジしやすいアイデアをお伝えしようと心掛けてきたので、今後も皆さんの暮らしに取り入れやすくて、日々の生活シーンがちょっぴり素敵に感じられるようなアイデアを今後も共有していきたいです。

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Guests

勝村 顕飛陶芸家
勝村顕飛 website instagram
みつまともこディスプレイデザイナー
みつまともこ website instagram

今回のイベントの様子は、こちらをご覧ください。

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