学生が発信する地元愛CM制作プロジェクト「奈良県」編
住んでいる人たちだからこそ知っているその土地の魅力を、自分の言葉で、自分の温度で発信して欲しい。特に、若者の参加を促したい。そんな想いから、「地元愛」を学生の手で発信するCM制作プロジェクトを行っています。
奈良県をPRするため、CM制作に参加してくださった大学生たちに、お話を伺いました。
コメディタッチにしたいと意欲的に参加してくれた奈良県の大学生たち
地元愛がテーマでしたが、地元についてどのように感じていらっしゃいますか?
三好 なぎさ(近畿大学)
もともと奈良に住んでいるのですが、奈良が好きなんです。でも、「どこ行く?」と聞くと、「京都や大阪」と答えることが多くて、もっと奈良に来る人を増やしたいと思い参加させてもらいました。また、映像の一連の制作に携わってみたいと思っていたので、絵コンテを書いたり、演者としても出演させてもらえたのが嬉しかったです。
千田 小春(大阪府立大学)
このプロジェクトを通じて自分自身、地元についての理解が深まりました。同世代で地元について発信している方は少ないので、若い方々に地元の魅力がもっと届けばと思います。
CM制作プロジェクトに参加してくださった理由は何ですか?
羽尾 裕人(近畿大学)
将来、地域創生に関する仕事に興味があります。スポーツイベントなどのイベントを開くことで地域を盛り上げることに携わったことがあるのですが、自分たちで映像を撮影して地域をプロモーションする機会はなかったので、そこに興味を持ちました。
千田 小春(大阪府立大学)
CMは限られた時間の中で「人に魅力を伝える」ものであり、撮影方法やカットの編集など様々な要素が学べると思ったからです。普段はスピーチなど「話す」ことのみに取り組んでいたので、新しい視点をぜひ獲得したいと思いました。
三好 なぎさ(近畿大学)
台本も自分が書かせてもらったのですが、かき氷の小ネタを入れたり、みんなが「何となく知ってるけど、意味を知らなかった」というような、ちょっと引っかかるキーポイントを入れることを意識して制作しました。奈良を好きになってもらいたい。ただその一心です。
実際に参加してみて、いかがでしたか?
三好 なぎさ(近畿大学)
楽しかったです。監督との掛け合いの中で、もうちょっとここのセリフを寂しめに言ってみようとか、元気な感じでといった演技指導をしてもらったのが、個人的には楽しかったです。私自身は奈良が好きで今回応募させていただいたのですが、別の都道府県の参加者たちとも交流ができたら嬉しいなと思いました。
羽尾 裕人(近畿大学)
役を演じる難しさを痛感したのと、もっと良い演技をしたいという意欲が湧いてきました。各地のPR動画をこのEVOLOVEプロジェクトを通じて作っていけば、日本の地方がより活性化していくのではないかと感じました。
千田 小春(大阪府立大学)
絵コンテの作成や撮影の詳細調整など、大変なことは多くありましたが、みなさまのご協力のおかげで非常に素敵な動画に仕上げることができました。プロの方々と組む経験を得られて本当に感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
国内からも、外国からも、もっと奈良県に遊びに来てほしいということでCM制作プロジェクトに参加してくださった奈良県にお住まいの学生皆さま。地元愛が詰まったPR動画の制作、ありがとうございました。学生たちの想いが、広く伝わりますように。
EVOLOVEプロジェクトは、地元をPRするために、そこに住む若者と一緒に発信していく企画を行っています。CM制作に限らず何かやってみたい方がいたら、お気軽にご連絡ください。EVOLOVEと一緒に“地元愛”の進化にチャレンジしましょう。